SOFTBANK MOBILE 2006 夏モデル詳細

motojima2006-05-21

少し遅れましたが、先日発表されたVodafone/Softbank Mobileの2006年夏モデルの特徴について軽くまとめてみます。
今回は個人ユーザー向け端末が7機種(1機種は春モデルの色違い)、法人向け機種が2機種の計9機種の発表です。なかなかボリュームがあります。
このエントリーではその内、個人ユーザー向け端末である7機種について簡単に独断と偏見に満ちた解説を加えていきます。
Motoさんとかもし良かったら参考にして下さい。

画像の一番左。ワンセグ地上デジタルTV放送)対応携帯電話端末です。シャープ製で5/27発売予定。
MiniSDカードに録画出来たり画面を横向きに回転させたりと、テレビを見ることを十分に考えた機種となっています。
重さは140gで902/903/904SHなどの従来のVodafone 3G:シャープハイエンド端末と比べると10g程度軽く、ワンセグ対応機の中では最軽量です。
画面サイズはWQVGA(240×400ドット)で2.6インチ(902/3/4SHは2.4inch)です。
ソフト面ではマルチタスクのサポート(TV見ながらメールなど)や録画予約などの特徴を持っています。
幅広いユーザー層に受け入れられそうな端末ですね。

画像の左から2番目。702NK2の後継機となるNokia製端末です。ベース端末はNokia N-Series N71。S60 3`rd Edition搭載端末としては日本初登場。
画面は2.4インチ、240×320ドットQVGA液晶で折りたたみ端末となっており、従来のNokia6630/Nokia6680と比べて日本の一般ユーザー層に受け入れられ易い端末になったのかな?という印象を持ちます。ただし、操作面はまるっきりS60の操作性なので要注意。従来のS60端末に慣れている方は簡単に移行出来そうです。ブラウザも、革新的な新しいものを搭載しており、ページ全体を半透明で縮小出来るなどの機能を持ったフルブラウザを搭載。一部ではメモリ不足との声も聞かれますが真偽のほどは?
ビジネス層に受け入れられそうです。OfficeドキュメントやE-Mailクライアントも標準搭載しています。

シャープ製の薄型折り畳み端末です。703SH/SHfの後継に当たります。左から3番目です。
スタイリッシュさを追求しており、厚さ17mmという薄型ボディーを実現しています。また、薄型のローエンド向け端末となりますがBluetoothIrDA、200万画素カメラなど一通りの機能はそろっています。一つだけ注意して頂きたいのはメモリーカードMicroSDカードであるということです。
これはMiniSDカードより更に小さなSDカードの規格で、国内ではMotorola M1000Vodafone 804Nなどに採用されています。これから普及してくるであろう規格です。

ほとんど803Tな感じの東芝製端末です。ちょうど真ん中です。
803Tと同じく"音楽携帯"というアピールポイントを持っています。端末を閉じた状態でも音楽用パネルで操作可能。
液晶サイズが2.0インチに落とされたのは残念。
機能面の追加は「Vodafone Address Book」や「Vodafone live!CAST」などの新サービス対応となっています。

  • V304T

PDC向けのローエンド端末で、カメラ搭載/非搭載の両モデルがあります。シンプルモードや押し易いキーなど、あまり携帯電話を使いこなすことが出来ないユーザー層に向けてもアピールすることが出来そうです。また端末外側のスイッチでマナーモードを切り替えることが出来るなどの特徴も有しています。(右から3番目)

  • V201SH

プリペイドカード携帯電話向けの新機種でPDC(2G)通信方式です。写真の右から2番目。
プリペイドカード携帯電話向けの端末ですが、QVGA液晶やIrDAなどに対応するなどある程度の機能は有しています。
カメラの搭載は有りません。

  • V403SH

春モデルV403SHの新色です。スペックに関しては従来のV403SHと同等です。写真の一番右側。


今回はユーザーのニーズに合わせて多様な端末を出してきますねー。この夏モデル、皆様は買われますか?
私は今のところは(Nokia E-Seriesの動きに注目しながらも)804NKを購入予定です。