NOKIA 6630 スタンダードエディション登場

motojima2006-06-01

遂に(少なくとも最初の情報から2年程度は待たされましたね)、NOKIA JAPANからNOKIA6630スタンダードバージョンの登場です。
”NOKIA6630”という言葉で、「あっ、702NK/NM850iGのことか」と思われた方も多いと思いますが、今回登場するのはそのベースとなった端末です。とは言うものの702NKは実際には"NOKIA6630+MMSなどの設定の組み込み+SIMロック"ですので性能的にはほとんど変わらないものとなっています。702NKとNOKIA6630の主な相違点は以下の通り。

Vodafone 702NKSIMロックといってVodafoneの(U)SIMカード(赤くて爪の先くらいの大きさのカード:Vodafone 3G端末なら大体電池パックの裏なんかに装着されてます)しか動作しないように制限がかけられていたのですが(安く買われて高く転売されたら大変ですしね・・・)NOKIA6630ではSIMフリーとなっていますのでVodafoneだろうがNTT DoCoMoだろうが海外キャリアだろうが好きなキャリアのSIMを刺しまくりんぐに。

  • 音楽プレーヤー機能がフル機能利用可能に

一部制限がかかっていたVodafone 702NKですが(PC Suiteで制限された項目に突き当たった人は多いでしょう)その制限がNOKIA 6630ではなくなります。

  • S60 2ND EDITIONアプリケーションを追加可能

"標準で"S60プラットフォームのアプリケーションをインストール可能です。Vodafone 702NKのように回避策を取る必要が無くなります。

  • 日本国内キャリアにおけるVodafone live!の使用が不可能に。

独自規格満載のi-modeについてはもう何も言いませんが、残念ながら標準のMMSなどを採用しているVodafone live!のコンテンツはNOKIA 6630では使用することが出来ません。これはVodafoneが設定を公開していない為です。


日本発の"S60搭載のNOKIA直売端末"という面から見ても、今回の発売は(遅かったですが)非常に有意義なものであると思います。
ただ、現状でVodafoneが自社販売端末以外からのVodafone live!へのアクセスを許可していませんから、そこが大変残念です。是非早期に解決して頂きたい。Vodafoneに不利益は無いはず(サポートの問題があるか・・・)なんだけどなぁ。

SOFTBANK MOBILE 2006 夏モデル詳細

motojima2006-05-21

少し遅れましたが、先日発表されたVodafone/Softbank Mobileの2006年夏モデルの特徴について軽くまとめてみます。
今回は個人ユーザー向け端末が7機種(1機種は春モデルの色違い)、法人向け機種が2機種の計9機種の発表です。なかなかボリュームがあります。
このエントリーではその内、個人ユーザー向け端末である7機種について簡単に独断と偏見に満ちた解説を加えていきます。
Motoさんとかもし良かったら参考にして下さい。

画像の一番左。ワンセグ地上デジタルTV放送)対応携帯電話端末です。シャープ製で5/27発売予定。
MiniSDカードに録画出来たり画面を横向きに回転させたりと、テレビを見ることを十分に考えた機種となっています。
重さは140gで902/903/904SHなどの従来のVodafone 3G:シャープハイエンド端末と比べると10g程度軽く、ワンセグ対応機の中では最軽量です。
画面サイズはWQVGA(240×400ドット)で2.6インチ(902/3/4SHは2.4inch)です。
ソフト面ではマルチタスクのサポート(TV見ながらメールなど)や録画予約などの特徴を持っています。
幅広いユーザー層に受け入れられそうな端末ですね。

画像の左から2番目。702NK2の後継機となるNokia製端末です。ベース端末はNokia N-Series N71。S60 3`rd Edition搭載端末としては日本初登場。
画面は2.4インチ、240×320ドットQVGA液晶で折りたたみ端末となっており、従来のNokia6630/Nokia6680と比べて日本の一般ユーザー層に受け入れられ易い端末になったのかな?という印象を持ちます。ただし、操作面はまるっきりS60の操作性なので要注意。従来のS60端末に慣れている方は簡単に移行出来そうです。ブラウザも、革新的な新しいものを搭載しており、ページ全体を半透明で縮小出来るなどの機能を持ったフルブラウザを搭載。一部ではメモリ不足との声も聞かれますが真偽のほどは?
ビジネス層に受け入れられそうです。OfficeドキュメントやE-Mailクライアントも標準搭載しています。

シャープ製の薄型折り畳み端末です。703SH/SHfの後継に当たります。左から3番目です。
スタイリッシュさを追求しており、厚さ17mmという薄型ボディーを実現しています。また、薄型のローエンド向け端末となりますがBluetoothIrDA、200万画素カメラなど一通りの機能はそろっています。一つだけ注意して頂きたいのはメモリーカードMicroSDカードであるということです。
これはMiniSDカードより更に小さなSDカードの規格で、国内ではMotorola M1000Vodafone 804Nなどに採用されています。これから普及してくるであろう規格です。

ほとんど803Tな感じの東芝製端末です。ちょうど真ん中です。
803Tと同じく"音楽携帯"というアピールポイントを持っています。端末を閉じた状態でも音楽用パネルで操作可能。
液晶サイズが2.0インチに落とされたのは残念。
機能面の追加は「Vodafone Address Book」や「Vodafone live!CAST」などの新サービス対応となっています。

  • V304T

PDC向けのローエンド端末で、カメラ搭載/非搭載の両モデルがあります。シンプルモードや押し易いキーなど、あまり携帯電話を使いこなすことが出来ないユーザー層に向けてもアピールすることが出来そうです。また端末外側のスイッチでマナーモードを切り替えることが出来るなどの特徴も有しています。(右から3番目)

  • V201SH

プリペイドカード携帯電話向けの新機種でPDC(2G)通信方式です。写真の右から2番目。
プリペイドカード携帯電話向けの端末ですが、QVGA液晶やIrDAなどに対応するなどある程度の機能は有しています。
カメラの搭載は有りません。

  • V403SH

春モデルV403SHの新色です。スペックに関しては従来のV403SHと同等です。写真の一番右側。


今回はユーザーのニーズに合わせて多様な端末を出してきますねー。この夏モデル、皆様は買われますか?
私は今のところは(Nokia E-Seriesの動きに注目しながらも)804NKを購入予定です。

Palm Treo 700p(Palm OS Edition)発表

motojima2006-05-15

Palm社がかねてから噂されていたTreo700のPalm OS Edition(Windows Mobile搭載端末のTreo700wは発表済み)であるTreo700pをリリースしました。
ハードウェア部分はWindows MobileベースのTreo 700wを踏襲しており、128MBのメモリや130万画素カメラを搭載しています。またBluetoothも搭載しています。Wi-Fiに関しては今回のリリースには含まれていません。
OSはPalm OS5.4.9。

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Treo、良いですね。スマートフォン。私自身、PalmOSは昔CLIEを使用して以来使っていませんが、最近T|XとかZ22にクラクラきていたり。無意識の間に注文してしまう可能性があるほど欲しい。もし買ったらこちらでレビューします。
チラシの裏)最近702NKのPIM機能が使いづらく感じてきた・・・。(チラシの裏終わり

それにしても、スマートフォンは何時になったら日本で本格的に受け入れられるのやら・・・。

ぶっ飛んでおります

先ほどiCalのToDoリストを見てまあびっくり。今までGW中に先送りにしてきた沢山のタスクの内幾つかの完了予定日が今日じゃないですか。これは大きな問題だ.....。とまあ現実逃避をしていても仕方が無いのでとりあえずは必死こいて書類作成です。出来れば2:30には寝たい。無理だろうけどねorz。
明日は尊敬する先生の授業もありますし、リポビタンDと無水カフェインの服用でどーにか明日一日、色々と知識を吸収しようと思います。
次にgdgd出来るのは5/13日。それまで頑張ります!

あなたが学校(集団)及び個人でMacを使わないべき10の理由

流行みたいなので現在進行中の実体験をもとに私も作ってみました。

  • プレゼンテーションを行う際に迷惑がられる

プレゼンテーションを行う場合、結構な場合備え付けのPC(Windowsマシン)を使うことになります。要するに備え付けPCに予め作成しておいたPowerpointファイルを読み込ませて順序良く発表を行っていく訳ですが、そんな中私みたいに"Keynoteを使いたい"と駄々を捏ねて、一々ビデオ端子をMacに差し替えて発表を行うと結構な確率で主催者側に迷惑がられます。
ん?そこまで分かってるならWindowsマシンで素直にPowerpointファイルを作成しろって?Keynoteを使うと視聴者は驚き、目を見開いて「今の"パワーポイント"凄かったね」と言ってくれます。これがうれしいからKeynoteを使い続けます。
勿論、予めPowerpoint指定の場所であったらWindowsマシンで作りますよ。

  • 一太郎ファイルを渡されても困る

学校ってのは結構一太郎を使ってるんです。そんな中でMicrosoft OfficeとiWorksしか入ってない私に「後宜しく」とか言って颯爽とUSBメモリを渡されても困ります。こんなことになりたくなかったらWindowsを使うべき。

  • Pagesで作成している"美しい文書"を共有して作業出来ない

例えばポスターなどを作成する場合。iWork `06に内包されるPages2を使うととても美しいものを短時間で作成することが出来ます。しかし、この素晴らしいポスターをWindowsユーザーと共有しようとしても、完全に同じように見せるにはPDFに出力させなければなりません。Windows版のpages2はリリースされていないからです。他の人に独自に改良を加えてもらうことが出来ない。即ちすべて自分で完結させなければなりません。そんなことになりたくなければWindowsへ。

  • 対応ソフトが少ない

「?ぁー、エクセルファイルばっかり見ていてストレスがたまって来た。鬱憤を晴らしたい!」
こういった場合にバトルフィールドシリーズなどの大量のWindows版ゲームの資産を活用出来ません(チラシの裏:私の好きなOperation Flashpointは場合によっては建物から顔を見せた瞬間300m先から狙撃されてかえってストレスが溜まる危険性が有るのでご注意)。
もちろんエローゲも出来ません。ん?周りが男ばかりで空気が重いので打開策としてToHeart2委員ちょに会いたいって?選択肢は3つ。
・とっても重いVPC7でミニゲームは諦めて委員ちょに会いに行く。
・隣の人のWindowsマシンを拝借して人間関係が壊れることを承知でプレイ。
・鏡を見て現実を思い知らされ、そのままエクセルファイルを見続ける。

  • Winnyが使えないよ

私は困らないけど困る人は困るんじゃないかな?Winnyを自慢しているようなDQN集団の中に居ると肩身の狭い思いをすること間違い無し。なお、私としてはそんな集団とは関わらないことを推奨。

  • 誰からもHelpを受けられない

こんな会話が成り立つでしょう。
Mac使い「いきなりネットワーク上のプリンタが見えなくなったんだけど何でか分かる?」
Win使い「Macだろ?知らねーよ」

  • OSが年に一回"有償"アップデートをする

私みたいな「一年間ずっと・・・・・ずっと貴方を待ってました」みたいな変態なら毎年喜んでバージョンが0.1ずつ上がっていくOSを購入し続けますが、一般の方には"何で有償なんだよ!"とかなんとか言って面倒&ストレスになることでしょう。

  • 変な人扱い

周りがほとんどWindowsユーザーの中敢えてMacを使っている貴方は"変な人扱い"を受ける可能性が有ります。
変な人でおkなら結構。

  • 使う理由が無い

私みたいに大した理由も無く、ただ"Appleが好き”なだけでMacユーザーになってる人も多数いるでしょうが、はっきり言ってほとんどのユーザーにとってはWindowsだろうがMacだろうがそのどちらかでしか出来ないことは無いはずです。もしそうならユーザーが多いWindowsマシンを選ぶべし。

  • りんごマークに過剰反応

Macを使っているとテレビの中にちょっとだけiMacが出て来たりIntel MacのCMが放映されるだけで恐ろしいほどの過剰反応を起こします。
「この可能性を、創造してみよう」
なんてクールに言われた日にはぶっ倒れます。
こんな変態になりたくなかったらおとなしくWindowsを使うべし。



さーて、途中から書いてて自分が痛い人に見えてきて仕方が無いこのごろですが。
最後に確認。


私はそれでもMacを使い続けます。何故かって?それはAppleが大好きで仕方が無いからだよ。

Ultra Mobile PC(UMPC)を見て来ました

motojima2006-05-07

一昨日、秋葉原お茶の水→神田→飯田橋まで2時間程度かけて知り合いとダラダラ歩きました。
その際に神田のとある書店の前で、どっかで見たことのある白い物が目に入りました。
・・・何だろう?
キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!UMPCダ!
そう、今局地的に話題となっているUltra Mobile PC(MicrosoftのOrigami Projectって言った方が知名度高いかな?)が展示されていました。
実機が操作可能状態で置かれていたのでちょっと見てみると・・・

  • サイズ

VAIO Type Uとほぼ同程度に感じました。もっと分かり易い例えで言えば一般的な辞書のサイズを一回り大きくした感じでしょうか?

  • 厚さ

書籍"希望格差社会"の厚さくらい。

  • レスポンス

ストレス無し

  • 液晶

見難くは感じませんでした。

とこれくらいしか見てないんですが、これがPDAとMobile PCの間として一般に受け入れられるのか・・・と問われると現時点では(あくまでも現時点では)デジタル機器マニアや小学校での導入があるように教育機関での導入など以上のニーズを引き出すことは難しいと思います。
そもそも、モバイルPC自体が陰の薄いこの社会で色々な人がUMPCを外に持ち出して使う想像がし難い。
ただ、コンセプトはすばらしいと思いますし、認知度+バッテリー駆動時間などが改善すれば、"必要な人"は魅力に気づくはずです。
私も正直1000gを切る重さには大分惹かれます。
これからOrigami Projectがどのように進んでいくのか?製品が増えていくのが楽しみです。